ReRoots解散のご挨拶

ReRootsは、今年度をもって解散することとなりました。

東日本大震災を機に、避難所ボランティアから発足し、仙台市沿岸部の復旧から復興へ、地域おこしへと活動する機会をこれまでいただきました。多くの皆様に支えられた年月を振り返り、感謝してもしきれません。
津波被災し先の見えない中、農業をやるぞ、再建するぞと歩まれた地域の皆様がいらっしゃいました。
全国から、力になりたいと駆け付けたボランティアの皆様がいらっしゃいました。農地のがれき拾い、側溝の泥だしなど、地道な作業を、苦労も厭わず共に行ってくださいました。農業体験などへ毎年参加してくださる方、ご寄付を頂いた方。一人一人の想いと支えがあって、今があります。
津波で自身で大きな被害を受けた農地は、今、稲刈りの真っ最中です。当時は、このような未来を描くことが出来たでしょうか。私は、震災からの歩みの中で、人の想いと、自然の逞しさ、農業の底力を感じています。


活動の中で農業問題の深刻さに直面しました。改めて、13年半と、活動理念から振り返り、一つの区切りとしてReRootsの解散をこの度判断いたしました。
同時に、農業問題に取り組む新たなボランティアサークル「結農」を準備しています。また、皆さまと何かのご縁頂ければと思います。


ReRoots代表 平松希望

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次