復旧、復興から地域おこしへ―目指すは、持続するひなびた農村づくり
ReRoots(リルーツ)は、2011年の東日本大震災で被災した仙台市若林区で活動している大学生中心のボランティア団体です。震災の翌月からガレキ撤去の活動を開始しました。その当初から「復旧から復興へ、そして地域おこしへ」というコンセプトを掲げてきました。現在は復興した農村を持続させる地域おこしを見据えて活動しています。
活動報告
イベント募集
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活動の一部を紹介
おいもプロジェクト
農村体験で魅力を発信
苗植え、収穫、販売の年間の流れを通してさつまいもの生育を体験するツーリズム企画です。農業体験とともに、仙台市若林区の豊かな自然の中で遊び、地域の食文化を味わうことで五感を通して農村の魅力を体感できます。
地域サロンの開催
地域住民の生きがいを
つくる
コロナウイルスの流行後、地域住民の集まりが減少したことから生まれた企画です。感染症に配慮して小規模での住民の集まりの場を作り、交流を促進しながら生きがいづくりを行っています。
農援
学生が地域の若手農家の
力になる
主に長期休みの期間、学生が労働力不足の若手農家を訪問して仕事をお手伝いしています。支援を通じて、農家の生産に貢献することはもちろん、農家や地域農業が置かれている現状の背景にある農業問題について学生が考えるきっかけになっています。
農村塾
地域ぐるみの農村の担い手づくり
農業の後継者を育て、地域に定着させる仕組みとして「農村塾」を構想しています。ReRootsを卒業して地域に就農した2名の農家と一体となり、地域全体を巻き込んで取り組んでいきます
わらアート
稲わらでつくる
「復興のシンボル」
復旧した田んぼからとれた稲わらを使ってオブジェを製作し、展示しています。稲作が盛んな七郷地域の稲わら文化から着想を得ました。年間で約70,000人を集客する農村の一大イベントとなっています。