地域サロンの開催
地域住民の生きがいをつくる
震災後、高齢化が進んだ六郷東部ではコミュニティが衰退してしまいました。それでも、震災前には及ばないものの各町内での祭りやお茶会などが開催されていましたが、新型コロナウイルスの蔓延により、コミュニティの希薄に拍車がかかってしまいました。
そこでReRootsは住民の震災前のような交流、集まりの場を求める声に応えて地域サロンを開催しています。継続的に開催することは、地域のコミュニティの持続に繋がるためとても重要です。ゆくゆくは住民が主体的に集まりの場を作れるようになることを目指しています。
目的
交流作り
震災後、以前あったコミュニティーの場が減ってしまいました。それに伴い、外に出る機会が減り、生きがいが減ってしまう中、コミュニティーの場を設けることで生きがいに繋げます。
介護予防
普段体を動かす機会が少ない中、シニアスポーツを行うことで心身共に健康な状態を保ちます。
他にも、クイズや脳トレをすることで認知症の予防に繋がります。
生きがい作り
手芸等の住民さんの得意分野を活かした企画を行ない、生きがいに繋げます。
住民の主体性の向上
企画に参加してくださる住民さんがいずれは自主的に交流の場を設けるようになることで、活気のある持続可能な地域を目指します。
活動内容
サロン
手芸や脳トレ、住民のニーズに合わせて企画を行い、集まりの場と交流の場を作りだすことが目的です。各町内の公会堂で開催することで、より気軽に参加してもらいやすく、地域内での交流を深めることを目指しています。
<2022 11月 手芸サロンin三本塚>
三本塚公会堂にて手芸サロンを開催しました。この回では、住民自らが考案したオリジナルゲームである「レインボー」というゲームで使用するお手玉を作りました。後半には実際にゲームをして楽しみながら、交流を深めました。三本塚には市民農園もあり、農園の利用者の方と一緒にゲームを楽しみました。
<2022 12月 第2回スポーツ交流会with手芸in種次>
種次公会堂にて第2回スポーツ交流会with手芸を開催しました。手芸部分の企画として、この時期にピッタリなクリスマスリースを作りました。種次には手芸を得意とする住民の方が多く、ReRootsのメンバーも教えてもらいながら交流を深めました。
<2023 1月 手芸サロンin井土>
井土集会場にて手芸サロンを開催しました。今回は前半の企画では、牛乳パックで簡単に作ることができる万華鏡をみなさんと作りました。細かい作業もあり苦戦される方もいましたが、完成した万華鏡を互いに見せあいっこして、交流を深めました。後半には井土に関するクイズを行い、会場は大盛り上がりでした。
<2023 2月 手芸サロンin久保田東>
久保田東集会所にて手芸サロンを開催しました。今回は前回の井土の手芸サロンに引き続き、反響のあった万華鏡を作りました。クオリティを追求し、よりきれいに映るように工夫してみなさんと作って交流を深めました
スポーツ交流会
高齢になると家に引きこもってしまったり、外出が億劫になり体を動かす機会が減少します。介護予防の一環として、体を動かすことで心身共に健康になること、また集まりの場を形成して他地域の方と交流を深めることを目的としています。
<2022 7月 第1回スポーツ交流会with手芸>
第1回目のスポーツ交流会では、前半の企画で後半の企画に用いるゲームのお手玉を作りました。みなさん手芸がお上手であっという間でした。後半は作ったお手玉で、ボッチャをアレンジしたゲームをみなさんとして、体を動かしました。
<2022 12月 第2回スポーツ交流会with手芸in種次>
第2回スポーツ交流会with手芸サロンは種次の公会堂で行いました。後半の企画として、大人気のボッチャで遊びました。ReRootsのメンバーも一緒に参加して交流を深めました。
活動記録
2022年
7月 第1回スポーツ交流会with手芸
11月 手芸サロンin三本塚
12月 第2回スポーツ交流会with手芸in種次
2023年
1月 手芸サロンin井土
2月 手芸サロンin久保田東
3月 第3回スポーツ交流会with手芸サロン