しめ縄づくり

しめ縄文化の継承・発信

しめ縄制作のねらい
・七郷の地域文化であるしめ縄の継承と発信
・地域文化を通じた七郷のコミュニティの持続化
・地域住民の生きがいづくり(生活とか暮らしの楽しみ)に役立てる

七郷地域では稲作が盛んで、冬の農閑期にしめ縄飾りを製造・販売し生計を立てていました。同時にしめ縄は農家さん生きがい生きがいの一つでもありました。しかし、高齢化の影響により、現在しめ縄作りを行っている住民さんはごくわずかとなり、文化は消えつつあります。文化であるしめ縄を継承し、発信することで地域の活性化に繋げ、地域文化を通じて住民さん同士の交流や暮らしの楽しみとなれるよう、私たちは政策に取り組んでいます。

地域文化であるしめ縄の継承や発信をし、しめ縄作りを通じて住民同士の交流や暮らしの楽しみの場を作ることを目標に活動しています。

目的

生きがいづくり

住民さんを講師としてお招きした”しめ縄づくりワークショップ”を開催するなど、震災以降減少してしまった住民さん同士の交流の場を設けることで暮らしの楽しみやお小遣い稼ぎの機会を作ることを通して、地域文化を通じた住民さんの生きがいづくりを目指しています。

地域文化の継承・発信

実際にしめ縄を制作し触れることで若林区沿岸部の農村文化を知ってもらい文化の継承につなげ、完成したしめ縄飾りを販売することで都市部の方にも地域文化を発信しています。

しめ縄ができるまで

STEP
わら回収

しめ縄飾りの稲わらは、東日本大震災により被災するも復興を遂げた若林区沿岸部の農家さんの田んぼからいただいた稲わらを使用しています。

STEP
わらすき・わら叩き

綯(な)いやすいよう稲わらを叩いて柔らかくしていきます。

STEP
本体づくり

柔らかくした稲わらを綯って本体を作っていく力のいる作業です。

STEP
装飾

松の葉やゆずり葉などの装飾品はほとんど本物のものを使用することにこだわっています。

STEP
販売

完成したしめ縄飾りは包装し、仙台いも工房 りるぽてなどにて販売をしています。

活動記録

しめ縄政策は、2018年に地域の住民の方々から教わりながら作り始め、2021年には、自分たちで制作したしめ縄飾りを仙台いも工房りるぽてにて初めて販売を開始しました。2022年には、ご協力のもと花京院市場さんでの販売も始めました。

2018年 地域住民との関係を築き、しめ縄の作り方を指導していただく

2021年 (しめ縄産業を営んできた 農事組合法人「佐々木農園」が廃業)
    仙台いも工房 りるぽてで初めて販売活動に至る

2022年 販路を広げ、花京院市場様にて販売