おいもプロジェクト

農村文化を体験する

「おいもプロジェクト」は、2015年から開始した農村体験企画です。さつまいもの苗植え・収穫・販売体験に加えて、地元農家の野菜をふんだんに使った食事や、地域資源を活用した企画を行うことで、農村の生活そのものを体験することのできるパッケージ型の構成となっています。

※企画への参加をご希望の場合は、各回の1ヶ月ほど前になりましたら当団体のSNSにてご案内いたしますので、そちらをご確認ください。

目的

若林区沿岸部には、スーパーも病院もコンビニもありませんが、農村ならではの風景や、都会では味わうことのできない体験ができる「地域資源」に富んでいます。
この企画を通して、都市部や郊外に住む方に農業や農村の魅力を体験してもらうことで、企画後も若林区沿岸部に定期的に来てもらえるような「地域のファン」を形成し、地域に関わる人々の拡大を目指しています。
企画内容や食事のメニューの考案、当日の運営には地域住民のご協力をいただいており、都市部と農村部の交流に加え、世代間交流や地域住民の生きがいづくりも促しています。
また、将来的には地域の空き家を生かし、滞在型のツーリズム企画として「おいもプロジェクト」をさらに発展させるなど、本格的な地域おこしに向けた企画のあり方も模索しています。

活動内容

第1回 さつまいもの苗植え体験

毎年5月に実施しています。初回から参加することで、生産・加工・販売という六次化の流れを、よりリアルに実感していただける構成になっています。


第2回 さつまいもの収穫体験

毎年10月に実施しています。農業の醍醐味である収穫を体験できることから、最も申し込みをされる方が多く、人気の企画になっています!


第3回 スイートポテトの加工・販売体験

「仙台いも工房 りるぽて」のオープンに合わせて、2020年12月から開始しました。実際に店頭に立ち、お客様へ商品を販売する体験をお子様にもしていただけます。

活動記録

2013年 農業体験企画として「おいもプロジェクト」が始動。5月に苗植え、9月につる返し、10月に収穫体験を行い、さつまいもの生育、収穫を体験する年間企画としてパッケージ化を試みる。以降も、地域住民や農家の講話を企画に組み込むなどの工夫をしながら、地域住民を巻き込むツーリズム企画として毎年開催。

2020年 若林区沖野に仙台いも工房 りるぽてを出店。生育から収穫、加工・販売まで行う6次産業化

2021年 12月の第3回おいもプロジェクトでりるぽてのスイートポテトの販売体験を導入